%T 解體新書 序図 %A 杉田玄白, 等訳 %D 1774 %O 請求記号: HR:91 %O 資料解説: 明和8年 (1771) 3月、 江戸千住小塚原(こづかっぱら)で行われた刑死人の解剖を見た杉田玄白(翼、1733-1817)・前野良沢(達、1723-1803)たちが、ドイツ人クルムス(1689-1745)が書いた医学書のオランダ語訳である「ターヘル・アナトミア」と比較してその正確さに驚き、この本の翻訳を志して3年半の言語に絶する苦労ののちに完成させ、安永3年 (1774)に「解体新書」と名づけて出版された。 その内容は、第1冊が序図篇で、臓器類が図で描かれており、第2~5冊が解説篇で全文が漢文で記述されている。 この「解体新書」は日本の医学に対して貢献をしただけではなく、日本で蘭学がさかんになるきっかけとなった、その意味でも、医学史上とても重要な資料である。