%T S. Girolamo, da Guido Reni (inc. Domenico Cunego). %A Domenico, Cunego %O Series Title:SCHOLA ITALICA PICTURAE %O シリーズタイトル [Series Title]:イタリア画家集 %O Part Number/シリーズ内番号:35 %O Inscription 1:S. HIERONYMUSRomae apud Gavinum Hamilton %O 版画銘文・版刻文1 [Inscription 1]:聖ヒエロニムス1ローマ、ギャヴィン・ハミルトン2宅にて %O 版画銘文・版刻文1の訳注:1. 本版画の原画はグイド・レーニ(1575-1642)による油彩「聖ヒエロニムス」である。この原画はギャヴィン・ハミルトンのコレクションであったが,1831年よりロンドン,ナショナル・ギャラリーが所蔵する。2. Hamilton, Gavin(1723-98):イタリアで活動したスコットランド人の画家。1752年以降ローマに留まりローマで生涯を終えた。1750年代から1760年代にかけて体系的に古代遺物について学ぶ。1769-71年には,ティヴォリにあるハドリアヌス帝の別荘発掘を行う。1773年,ハミルトンは本巻「イタリア派絵画」を出版した。これは,16,17世紀のイタリア絵画を原画とする40枚の版画から構成されている。1775年には,アントン・ラファエル・メングスを通じ,新古典主義の理論的指導者となるヴィンケルマンと知り合う。3. Gunego Domenico (1724/5Verona-1803Roma):イタリア人版画家。油彩画を数点制作したが,版画に転向する。1764年から1778年にかけて,ギャヴィン・ハミルトンの絵画を多数版画にしている。1769年,クネーゴは,ロンドンで出版された『英国の主要な絵画作品の版画集』の図版数点,および,ギャヴィン・ハミルトンによる「イタリア画家集」のための図版22枚の注文を受ける(つまり,本22巻である)。同時期に,クネーゴは,ジョルジョーネ,ティツィアーノ,グイド・レーニ,ドメニキーノ,グエルチーノといった巨匠たちの作品やミケランジェロ《最終審判》(ローマ,システィーナ礼拝堂)などを版画化した。彼は《クレメンス13世(ピラネージ原画》(本第7巻2葉である)など肖像画も制作している。これらの仕事によりクネーゴはローマで名声を得ることとなり,新古典主義グループの中でもその地位を確立した。また,クネーゴはアントン・ラファエル・メングスの贔屓の版画家でもあった。ジャン・カルロ・コロンボ,カミッロ・ティンティ(1738-96)らがクネーゴに師事した。 %O Signature:Guido Reni pinxitDom. Cunego sculpsit Romae 1771. %O 銘記・署名 [Signature]:グイド・レーニが描いたローマでドメニコ・クネーゴ3が1769年に版刻した。 %O Volume/巻番号:22 %O Plate/葉番号:35 %O Kamei Collection Number/亀井文庫番号:1006 %O Firmin-Didot Number/Firmin-Didotレゾネ番号:1006 %O Negative Film Number/ネガ記載番号:22035 %O Image Number/画像シリアル番号:1222 %O Image Size/画像実寸:261X202 %O Plate Size/プレート実寸:294X220 %O Calcografia volume number/Calcografia巻番号:VENTIDUESIMO %O Calcografia Number/Calcografiaレゾネ番号:1006 %O subject:pittura %O Calco_tav_no:tav. 35