%T 官許勧善懲悪錦画新聞 第十六号 %O Level: アイテム %O identifier: O-COL-SN-053 %O Type: 錦絵 %O Subject: 新聞錦絵 %O number of pages: 1 %O 来歴-所有者(L6-001): 東京大学大学院情報学環図書室/附属社会情報研究資料センター %O 来歴-現物資料の来歴(L6-002): 1970年代後半小野秀雄邸より旧新聞研究所に移管。1980年代から2000年代にかけて情報学環本館7F展示室に保存されていたものを、2007年以降図書室/社会情報研究資料センター貴重資料保存スペースに移管。 %O 言語(L6-077): ja %O 内容記述(L6-068): 去る五月十九日の夜或る英人 神戸四の宮辺を通りかかりしに 木(こ)かげに婦人の涕泣悲歎(かなしむ) 有様英人見かねて立より 何事にやと尋(たづ)ぬれども言語(ことバ)不通(わからず) なれバ始末わからずされども困苦(こんく)に せまりて身をも捨んとする形勢(ありさま)おのづから通(つう) ぜしにやそぞろに気のとくに思体にて洋銀一枚を とりだし是を恵(めぐ)ミ明朝わが館(いへ)へ来るべし舎内(うち)にハ日本人もあまた有バ なを委(くハ)しく様子を聞とりて助成のしかたもあらんと懇(ねんごろ)にいひて立別れけり 翌朝カノ婦人をしへのままに英人が館舎に尋ね来りて日本人につきて 前夜の 恵ミを謝(しや)し なを委細(いさい)の様子を 問ハれていふ様ハわらハもと 横浜にて豆腐屋の娘お梅といふ者なるが夫(おつと)に随(した)ひて當港(こうべ)へ 来たりしに不仕合うちつづき終(つい)に夫におき去(さ)りにされ夫の行(ゆく)へを 尋ぬれどもめぐりあハず横浜に帰(かへ)らんと思へども今ハ一銭のたくハへなけれバいかんとも詮(せん)かた なく死ぬより外なしと覚悟(かくご)きハめし折から異(い)人様のお恵ミにて地獄で仏とうれしさのお礼に まいりましたといふに英人そのよしを聞なをさらあハれミさらバ故郷へ送り帰しとらせんとミつから 船切手を買来り金一円を添(そ)へて婦人にあたへ横浜へ送り帰せしとぞ縁(えん)もゆかりもなきものをかく迄に深切(しんせつ)に世話する英人のこころざし実にかんずるにあまりあり希ハくバかかる困(こん) 窮(きう)のものハ英人の助けによらず区戸長の注意にて送り帰したきもの也と或人いへり %O デジタルデータ関連-デジタル化の有無(L6-046): デジタル化済