%T 相模国大隅郡大山阿夫利神社真景
%I 桜寿国利筆/画工・出版人:浅草馬道三丁目一番地 児玉弥七
%C 1881
%C 内容分類: 名所案内
%C 資料分類: 錦絵
%C 印刷分類: 木版(多色)
%C 資料番号: I-10-011
%C サブコレクション: 石本コレクションI

%T 上毛四万鉱泉関邸内之図
%I 湯元関善平蔵版/応需 豊原国周写
%C 1881
%C 内容分類: 温泉案内
%C 資料分類: 錦絵
%C 印刷分類: 木版(多色)
%C 資料番号: I-09-025
%C サブコレクション: 石本コレクションI

%T 上野国伊香保温泉浴客病痾全快祝宴
%I 楊洲周延筆/彫工:銀次郎/画工: 湯島北神田3丁目11橋本直義/出版人:浅草芳野町15 山本金三郎/伊香保温泉名所図会証書 篠田仙果/湯元:木暮武太夫
%C 1881
%C 内容分類: 温泉案内
%C 資料分類: 錦絵
%C 印刷分類: 木版(多色)
%C 資料番号: I-09-004
%C サブコレクション: 石本コレクションI
%C 備考: 3枚組

%T 明治十四年十一月十五日ヨリ世界転覆噺
%I 画工編集発行:弓町2番地 松井栄吉/価:5銭
%C 1881
%C 内容分類: その他
%C 資料分類: 錦絵
%C 印刷分類: 木版(多色)
%C 資料番号: I-03-010
%C サブコレクション: 石本コレクションI
%C 備考: 400年前の予言で、明治14年11月15日から数十日間に世界が転覆する噺を描いた資料
%C 解説: 四百年前のイタリヤの預言者は、四百年後の明治十四年（千八百八十一年）十一月十五日地球は十五日間次々と天地がつぶれるような火山爆発、津波洪水、大地震などが続発し、遂にすべてのものは火山噴火のために溶けてしまうと予言した。イギリス人リンコーンシャーなる人物はこの予言が的中したら、気球に乗って地球を離れれば救われると提言する。この種の世界転覆の予言として著名なのは四百年後の世の終末を予言した詩人にして、天文学者、さらには医学、博物学を修めたというノストラダムス（一五〇三～一五六六年）であろう。その『予言集』によれば、その四行詩に凝縮された表現からはあらゆる世の明暗が暗示的に語られ、何世紀にもわたってその予言に関する解釈が行われてきた。ここでは、その予言のうちの天変地変の部分を述べているのであろう。原典に地震の元凶が鯰とされているわけではない。気球に乗って逃げるのは人間、世界転覆で犠牲となっているのが鯰である点もなかなか風刺が効いている。あるいは安政江戸地震の鯰絵の記憶が強烈に人々のなかで生きていたことを語るものかもしれない。【北原糸子】