参照コード: S0373

年代域: 1925（大正14）年～1961（昭和36）年

記述レベル: シリーズ

組織歴・伝記的経歴: 東京高等学校（以下、東高）は1921（大正10）年11月9日勅令第432号「文部省直轄諸学校官制」の改正により設立された。翌1922（大正11）年に最初の尋常科1・2年生の募集が実施され、1925（大正14）年3月に最初の尋常科修了生を出すと同時に、同4月に最初の高等科生徒を迎えた。尋常科は1942（昭和17）年度を最後に入学生受け入れを停止して高等科のみ入学生受け入れを続けた。戦後の1946（昭和21）年にいったんは尋常科の入試が再開されたものの、教育制度改革に伴い、1949（昭和24）年度から尋常科が東京大学付属学校に、残る高等科は1950（昭和25）年3月に第一高等学校とともに東京大学教養学部になり、所属教員も教養学部または付属学校に移り、ここに東高の歴史が閉じた。；校舎は、当初旧東京外国語学校校舎（一ツ橋）を仮校舎としており、1923（大正12）年11月に新築の中野校舎に移転した。その後、1945（昭和20）年5月25日に空襲で校舎をほぼ焼失すると、戦後は駒場の第一高等学校の一部を借りて授業を再開し、1947（昭和22）年度からは三鷹の旧中央航空研究所跡地に校地を得て高等科が移った。；財団法人東京高等学校同窓会は、校友会の所有財産を処分したものが寄付されて基金となり、1948（昭和23）年9月12日に設立された。

記録史料伝来: 定例移管

資料入手先: 教育学部附属中等教育学校

範囲_内容: 東京高等学校の生徒の学籍・成績関係書類、および、教職員の在職に関する書類

評価_廃棄: 実施

追加受入: 予定していない

利用条件: 要審査

使用言語: 日本語

関連する記述単位: S0081「東京高等学校関係資料」：元は同じ資料群の可能性が高いが、文書館伝来ルートが異なり元の状態が確認できないため、別資料群として管理することとした。

収蔵情報: 柏