凡例

  1. このデジタルアーカイブは、徳永洋介責任編集『皇明条法事類纂条名目録』[富山大学人文学部]、2018年3月(以下、冊子体目録とする)の目録データに、東京大学総合図書館所蔵『皇明條法事類纂』原本の対応するデジタル画像を組み合わせて公開するものです。
  2. メインメニューからの「条名目録」画面は、冊子体目録をそのままHTML化し画像をリンクしたものです。詳しい見方は冊子体目録の凡例を参考にしてください。ただし、HTML化にあたって最低限の誤植を訂正し、冊子目録に使用してある〔〕は[]に改めたほか、本凡例と冊子体目録の凡例で異なる部分は、本凡例の記述内容を優先します。
  3. 『皇明條法事類纂』では、各巻の目録(目次)部分の条名と、本文冒頭にある条名とが必ずしも一致していません。このため「条名目録」では、『皇明條法事類纂』を縮小印刷した写真版(古典研究会、1966年、以下、影印本)と、影印本に基づいて翻字した楊一凡による標点本(『中国珍稀法律典籍集成』乙編4〜6冊所収、北京・科学出版社、1994年)という2種の通行本について、それぞれの条名(2箇所×2種、計4種)を対照して以下のAからDのように区分しています。なお影印本については、新たに原本から撮影した写真と対照しつつ条名を確認しています。
  • A:巻頭目録の条名(標点本)
  • B:巻頭目録の条名(影印本・原本)
  • C:本文冒頭の条名(標点本)
  • D:本文冒頭の条名(影印本・原本)

 

4. 各デジタル画像に付されたメタデータ(目録データ)の項目とその概要は以下の通りです。

  1. 年月日:資料記載の元号表記による年月日をアラビア数字に置きかえて表示しています。
  2. 本文タイトル(原本):「条名目録」のDを採用しています。なお、本文のデジタル画像やDがないデータについては、Bを採用し、[ ]を附してあります。
  3. 巻頭目録タイトル(原本):「条名目録」のBを採用しています。
  4. 本文タイトル(標点本):「条名目録」のCを採用しています。
  5. 巻頭目録タイトル(標点本):「条名目録」のAを採用しています。
  6. 冊:『皇明條法事類纂』の原本は5巻を一纏めとして合冊製本されているため、該当部分がその何冊目に収録されているかを示しています。
  7. 巻:該当部分が収録されている巻を示しています。
  8. 類:該当部分が分類されている内容の上位分類を指します。
  9. 目:該当部分が分類されている類の下位にあたる内容分類を指します。
  10. 条:条文番号を指します。条文番号は目の単位で通番を振ってあります。
  11. 画像(開始コマ):各巻の画像総コマ数のうち、該当部分の開始が何コマ目にあたるかを示しています。巻数とコマ番号をハイフンでつないで、巻数は4桁、コマ番号は5桁のアラビア数字で表記しています。不分巻の場合は巻数の冒頭2桁が99となっています。「巻号一覧」画面で条文を確認する際や、各巻の画像をダウンロードして使用する際に便利です。
  12. 影印本:該当部分の影印本の巻号(上巻・下巻)とページ数をハイフンでつなぎ、ページ数に続けて、該当の紙葉の印刷位置(影印本の各頁は上下に1葉づつ配されている)と該当箇所の開始位置(各葉の向かって右側を表、左側を裏とする)を記しています。
  13. 標点本:標点本の巻号とページ数をハイフンでつなぎ、ページ数に続けて巻号−条文番号を括弧書きしてあります。なお、標点本の条文番号は各巻ごとの通番となっているので、上記10の条文番号とは異なっています。
  14. 請求記号:上記6の冊に対応する東京大学総合図書館の請求記号です。

 

5.メインメニューからの「巻号一覧」画面は、表紙から裏表紙まで全ての画像を巻単位で一覧できるものです。表紙、裏表紙、見返し、序跋、目録(目次)などの部分は個々のメタデータを付していないため、「条名目録」や検索画面からはアクセスできません。これらは「巻号一覧」画面からアクセスしてください。