東京日々新聞 百十一号
Level: アイテム
identifier: O-COL-SN-130
Type: 錦絵
Subject: 新聞錦絵
number of pages: 1
来歴-所有者(L6-001): 東京大学大学院情報学環図書室/附属社会情報研究資料センター
来歴-現物資料の来歴(L6-002): 1970年代後半小野秀雄邸より旧新聞研究所に移管。1980年代から2000年代にかけて情報学環本館7F展示室に保存されていたものを、2007年以降図書室/社会情報研究資料センター貴重資料保存スペースに移管。
言語(L6-077): ja
内容記述(L6-068): 関取火中に電柱(電信)を守る(読み下し文_括弧なし:東/海道/沼津宿/浅間社内に/興行せる相撲名/におふ東京の関取多/人数旅店に満ち初日/遅しと待暁仲の街より火/を失し数町の外に蔓炎す/此地元来海岸にて井水乏/しき故を以て消防十分ならざる/を多勢の力士等墳発して樽/と桶とを手送りに香貴の水/を運びて百方尽力する折しも掛け/わたしたる雷線の柱も須て/燃んとす時に臨んで/両大関名も火かゝりに因ある境川にハ/大纒等しく火中に飛入て家を/倒し柱を抜き猛火をしづめ/電機を救ひし鬼神を/欺く怪力ハ開化を助くる/力士等が/大功業と/いふべきのミ/転々堂主人記 )
作成(L6-027): 絵師:落合芳幾,彫師:渡辺彫栄
出版者(L6-074): 人形町具足屋
成立年代-元号(L6-021): 明治
成立年代-年(L6-022): 7
成立年代-月(L6-023): 7
デジタルデータ関連-デジタル化の有無(L6-046): デジタル化済
元記事原文(CUSTOM_00023): 本月三日暁第三字頃駿州沼津駅仲/町福嶋屋と言る藍問屋より出火なし/方八九町戸数二百戸余類焼せり本日/風あらずと雖 も此辺の人民消防/精しからざる故延焼此に至ると此/時駅中浅間の社地に角力の興行あ/りしが旅泊の力士消防の助力致す/べくゆえ掛合たるに人足及び戸長伝/信機掛りよりも頼ミに付角力一同/境川大纏小柳等をはじめ鼓舞し/て本陣の門の柱を引抜或ひハ大丸/太を以て扉を崩し其働き恰も鬼/神のごとく大関斯の如くなれバ其/以下争奮ざらん四斗樽を以て川水/を汲ミ各是を手送りにす原来此地/ハ水ニ不弁の所と雖も今力士等ゲ勉/励にて猛火忽ち鎮まりけれバ土人/力士を敬する事大方ならずと駿東/より来たりし人の話なり
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部局情報学環・学際情報学府
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所蔵者東京大学大学院情報学環図書室/附属社会情報研究資料センター
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提供者東京大学大学院情報学環図書室/附属社会情報研究資料センター
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メディア(画像等)利用条件http://dch.iii.u-tokyo.ac.jp/s/dch/page/license_other
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メタデータ利用条件http://dch.iii.u-tokyo.ac.jp/s/dch/page/license_other
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IIIFマニフェストURIhttps://dch.iii.u-tokyo.ac.jp/iiif/28563/manifest
コレクション名
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Digital Cultural Heritage
東京大学大学院情報学環附属社会情報研究資料センター/ 情報学環・学際情報学府図書室が所蔵する資料の一部を公開しております。