La Fornarina, da Raffaello (inc. Domenico Cunego).
Series Title:SCHOLA ITALICA PICTURAE
シリーズタイトル [Series Title]:イタリア画家集
Part Number/シリーズ内番号:9
Inscription 1:Rafaelis Amasia, vulgo La FornarinaExstat Romae in Aedibus Barberinis
版画銘文・版刻文1 [Inscription 1]:ラファエロの愛人、ラ・フォルナリーナ1ローマのバルベリーニ宮2に現存
版画銘文・版刻文1の訳注:1. 本版画の原画はラファエロの油彩「ラ・フォルナリーナ」であり,この原画はバルベリーニ宮殿の国立古典美術館が現在も所有する。2. 1625年にカルロ・マデルノが着工し,都市における貴族の邸宅の形態を広々とした緑の空間をもつ別邸の形態に融合させた。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニが後を引き継ぎ,1633年に完成させた。フランチェスコ・ボッロミーニは,ファサード右側の螺旋階段を設計した。現在国立古典美術館である。3. Gunego Domenico (1724/5Verona-1803Roma):イタリア人版画家。油彩画を数点制作したが,版画に転向する。1764年から1778年にかけて,ギャヴィン・ハミルトンの絵画を多数版画にしている。1769年,クネーゴは,ロンドンで出版された『英国の主要な絵画作品の版画集』の図版数点,および,ギャヴィン・ハミルトンによる「イタリア画家集」のための図版22枚の注文を受ける(つまり,本22巻である)。同時期に,クネーゴは,ジョルジョーネ,ティツィアーノ,グイド・レーニ,ドメニキーノ,グエルチーノといった巨匠たちの作品やミケランジェロ《最終審判》(ローマ,システィーナ礼拝堂)などを版画化した。彼は《クレメンス13世(ピラネージ原画》(本第7巻2葉である)など肖像画も制作している。これらの仕事によりクネーゴはローマで名声を得ることとなり,新古典主義グループの中でもその地位を確立した。また,クネーゴはアントン・ラファエル・メングスの贔屓の版画家でもあった。ジャン・カルロ・コロンボ,カミッロ・ティンティ(1738-96)らがクネーゴに師事した。
Signature:Raphael Urbinas pinxitDom. Cunego sculpsit Romae 1772.
銘記・署名 [Signature]:ウルビーノのラファエッロが描いたローマでドメニコ・クネーゴ3が1772年に版刻した。
Volume/巻番号:22
Plate/葉番号:9
Kamei Collection Number/亀井文庫番号:980
Firmin-Didot Number/Firmin-Didotレゾネ番号:980
Negative Film Number/ネガ記載番号:22009
Image Number/画像シリアル番号:1196
Image Size/画像実寸:233X167
Plate Size/プレート実寸:279X188
Calcografia volume number/Calcografia巻番号:VENTIDUESIMO
Calcografia Number/Calcografiaレゾネ番号:980
Calco_tav_no:tav. 9
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部局総合図書館
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所蔵者東京大学総合図書館
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提供者東京大学総合図書館
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メディア(画像等)利用条件https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/archives-top/reuse
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メタデータ利用条件http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
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IIIFマニフェストURIhttps://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/iiif/00996b03-6771-49bc-a491-34ac67fdb294/manifest
コレクション名
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ピラネージ画像データベース Opere di Giovanni Battista Piranesi
総合図書館の貴重図書である亀井文庫『ピラネージ版画集 Opere di Giovanni Battista Piranesi, Francesco Piranesi e d'altri 』(全29巻)をデジタル化したものです。