Orpheus und Eurydice : Oper in drei Akten / Christoph Willibald Gluck.

種別
図書
内容記述

請求記号:鴎F100:624

注記:書入頁

クリストフ・ヴィリバルト・グルック『オルフェウスとエウリディケ』。 ライプツィヒ市立劇場での公演用に作られた特別なヴァージョンの台本で、「ライプツィヒ劇場の興行用公式版」とある。表紙には赤インクで、鴎外がライプツィヒ市立劇場で観劇した日の日付(1885年6月21日)と当日出演したソロ歌手の名前が記入されている。 『大正二年日記』、『大正三年日記』(全集35巻)によれば、鴎外は大正2年(1913)7月14日に田中一良に当作品の翻訳を依頼された。その時の翻訳原本は本書であり、実際の作業は大正3年2月10日に開始され、同14日に終了した。しかし、この第一稿歌詞(『未定訳稿オルフエウス』は国民歌劇協会の使用していたペータース社刊行のピアノ・スコアと合わず、鴎外は同3月30日に相談を受けて、修正を行った。この第二訳稿(『Orpheus(沙羅の木)』)の成立は同8月27日である。これらの事情は、『オルフエウス(附記)』に記されている。(河・山)

関連作品: 『Orpheus(沙羅の木)』(全集19巻)

関連作品: 『オルフエウス(附記)』(全集19巻)

関連作品: 『未定訳稿オルフエウス』(全集38巻)

参考文献: 小堀桂一郎『森鴎外−文業解題』翻訳編,岩波書店,1982年

参考文献: 瀧井敬子『漱石が聴いたベートーヴェン』(『中公新書』1735,中央公論新社,2004年)

翻刻: 瀧井敬子『漱石が聴いたベートーヴェン』(『中公新書』1735,中央公論新社,2004年)

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