Lessings Werke / herausgegeben von Heinrich Kurz.
種別
図書
内容記述
請求記号:鴎E400:411
注記:書入頁
ハインリッヒ・クルツ編『レッシング全集』。 ゴットホルト・レッシングは18世紀ドイツの劇作家・批評家。ドイツ啓蒙思想の中心人物として知られる。鴎外はレッシングの詩、劇、文芸評論に関心を持っていた。鴎外は「レツシングが事を記す」でレッシングを紹介し、坪内逍遙との一連の「没理想論争」、「演劇場裏の詩人」においてもレッシングを度々援用している。 第2巻には鴎外が帰国後翻訳した戯曲『折薔薇』『俘《とりこ》』の原作を収める。1886年8月13日付けの『独逸日記』には、鴎外がミュンヘンで「賢者ナータン」(第2巻)を観劇したとある。 清田文武氏は、第3巻の「ハンブルク演劇論」に「作表裏評/忍月/色懺悔」と書入れがあるのは、忍月の過度なほめ言葉と批判を組み合わせた『色懺悔』への批評態度がレッシングのそれに類似しているという鴎外の見解のあらわれと指摘している。(河)
関連作品: 「レツシングが事を記す」(全集22巻)
関連作品: 『折薔薇』(全集1巻)
関連作品: 『俘』(全集2巻)
参考文献: 清田文武『鴎外文芸の研究』青年期篇,有精堂出版,1991年
参考文献: 小堀桂一郎『森鴎外−文業解題』翻訳編,岩波書店,1982年
翻刻: 清田文武『鴎外文芸の研究』青年期篇,有精堂出版,1991年
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部局総合図書館
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所蔵者東京大学総合図書館
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提供者東京大学総合図書館
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コレクション名
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鷗外文庫書入本画像データベース
森鷗外の旧蔵書である「鷗外文庫」のうち、鷗外自筆の写本や鷗外本人による書き込みがある資料を中心としたデータベースです。
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