辨名(ベンメイ) / 物茂卿著.

ベンメイ

Benmei

種別
図書
内容記述

請求記号:鴎B60:1101

注記:書入頁の一部(主に頭注と朱筆の書入)

江戸時代の大儒であり、古文辞学派の祖である荻生徂徠の代表的な著述。「道」や「徳」など儒学の基本的な述語約70について論述を行っている。享保頃の成稿。鴎外文庫蔵のものは、寛政元年(1789)の刊本である。上下巻にそれぞれ「弁名 乾」「弁名 坤」と鴎外の自筆題簽が付されており、本文には随所に語注が書入れられている。巻尾に「明治十二年八月四日牽舟居士」と記されており、明治12年(1879)、18歳での閲読と分かる。(合)

参考文献: 中井義幸『鴎外留学始末』岩波書店,1999年

コレクション名

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