Series Title：STATUE ANTICHE INCISE DA FRANCESCO PIRANESI

シリーズタイトル [Series Title]：フランチェスコ・ピラネージによって版刻された古代彫刻

Inscription 1：Oreste riconosciuto dalla sorella Elettra la quale ha i capelli recisi per averli appesi alla tomba del padre, espresso secondo la scena di Sofocle. Opera Greca di Menelao Discepolo di Stefano, creduta volgarmente rappresentare Papirio colla Madre. Esiste nella Villa LudovisiAl Sig.re Carlo Federico de Fredenheim Primo Segretario di S:M: il Re di Svezia, e Maestro di Cerimonie alla Sua Corte. Cavaliere del ordine Reale della Stella Polare. Grand' Protettore delle belle arti

版画銘文・版刻文1 [Inscription 1]：姉のエレクトラによって,彼だと気が付かれるオレステス。ソフォクレスの場面設定に従って,エレクトラの髪は,父の墓に奉納したため切られて表されている。ステファノスの弟子メネラオスによるギリシア彫刻で,一般的にはパピリオスとその母1を表したものと考えられている。ルドヴィシ荘にある。スウェーデン国王陛下の第一書記官,宮廷の式部官,北極星勲章2を保有する騎士にして,美術の偉大なる庇護者,カール・フレドリック・フレーデンヘイム3閣下へ。

版画銘文・版刻文1の訳注：若きパピリウスは,重要な議題を議論していた元老院に父に連れて行かれた。母は,その討論内容を知りたがったが,パピリウスは守秘義務を果たし,母には国にとって,夫1人に対して妻2人のほうが,夫2人に対して妻1人を持つよりもより益のあることではないかという議論がなされたのだと伝えた。母は驚いて他の夫人達にもそれを伝えると,すぐさま彼女達は元老院に集まって,夫1人に対して妻2人ではなく,妻1人に対して夫2人を持つことを請求した。元老院議員たちはこの請求に驚いたが,パピリウスはその訳を明かにしなかった。それ以来,パピリウス以外の若い男性が元老院に入り込むことが禁じられた。この法律は,アウグストゥスがあらゆる年令の子供達が元老院議員の議論の視聴を許可するまで守られていた。1748年,スウェーデン王フレドリック1世によって創設された。主に文化面での功労者に与えられる。 Carl Fredrik Fredenheim(1748-1803)。美術史家として知られる。ローマには1788-89年に滞在した。

Signature：Tomasso Piroli disegnòFrancesco Piranesi incise. 1783.Francesco Piranesi D.D.D.

銘記・署名 [Signature]：トンマーゾ・ピローリ図案フランチェスコ・ピラネージ版刻,1783年フランチェスコ・ピラネージ献呈

Volume／巻番号：18

Plate／葉番号：28

Kamei Collection Number／亀井文庫番号：849

Firmin-Didot Number／Firmin-Didotレゾネ番号：849

Negative Film Number／ネガ記載番号：18028

Image Number／画像シリアル番号：990

Image Size／画像実寸：416X313

Plate Size／プレート実寸：483X327

Calcografia volume number／Calcografia巻番号：DICIOTTESIMO

Calcografia Number／Calcografiaレゾネ番号：849

collection：Villa Ludovisi

subject：archeological objects

Calco_tav_no：tav. 27

subcategoria：statues

title_eu：Oreste riconosciuto dalla sorella ElettraOreste ed Elettra.