東京日々新聞 千九号

種別
新聞
刊行年、書写年等
1875
内容記述

Level: アイテム

identifier: O-COL-SN-204

Type: 錦絵

Subject: 新聞錦絵

number of pages: 1

来歴-所有者(L6-001): 東京大学大学院情報学環図書室/附属社会情報研究資料センター

来歴-現物資料の来歴(L6-002): 1970年代後半小野秀雄邸より旧新聞研究所に移管。1980年代から2000年代にかけて情報学環本館7F展示室に保存されていたものを、2007年以降図書室/社会情報研究資料センター貴重資料保存スペースに移管。

言語(L6-077): ja

内容記述(L6-068): 陰痿の男、死女を姦す(読み下し文_括弧なし:上総の国市原郡矢田村に平田留次郎といへる奴。年ハ/四拾に余れども。陰痿の症にて陽物の勃起ないのを/嘆きゐたるに。或時六部に出会て不斗此ことを問たれバ。/死たる女を犯すときい立ない病ひが全快ときき。喜ぶ折節/寉舞村の何某とやらの娘にて十七才にて黄泉行しを。一昨日埋葬/したとの話を逐一聞て墓場に至り。埋めし土を堀揆き棺を/毀して引出し。無言の死骸を強奸なし。埋めも/やらず棄おきたるが。明治八年五月二日事/発露て縛せられ。裁判所へと/拘引しハ例し少なき/曲者なり。/転々堂略記 )

作成(L6-027): 絵師:一恵斎芳幾/彫師:渡辺彫栄

出版者(L6-074): 人形町具足屋

成立年代-元号(L6-021): 明治

成立年代-年(L6-022): 8

成立年代-月(L6-023): 8

デジタルデータ関連-デジタル化の有無(L6-046): デジタル化済

元記事原文(CUSTOM_00023): 斯■(か■■)なお咄しハ吟香も甚だ■或で五座りますが併し如(い)/何(か)にも奇談だからとて態々お知らせ下されました故ざッ/と記します上総の国市原郡矢田村に平田留次郎と云ふ者/あり年ハ四十を過(すぎ)たれども陰痿(いんい)の症(しやう)にて陽物が役に立(たた)ざ/るゆゑ大に心を苦しめ何(なに)とぞ全快して女房を持(も)たねバ男(おと)/子(こ)と生れた甲斐(かひ)がないと常々心配して居りましたが本年/一月初旬のころ二日市場と云ふ処にて六部に出逢ひ風と/思ひ付きてお前がたハ諸国を広く歩(ある)きなさる人だから色/々の事も御存じだろうが陰茎の勃起(たた)ないのが癒(おほ)る妙方ハ/有りませんかと尋ねたるに彼の六部が夫(それ)ハ死だ女を淫れ/バ急(きッ)とお役に立(たつ)やうに成ること受け合ひで御座りますと/教へけるにぞ留次郎ハ大に喜こび何(どう)ぞ其法を行なひたい/物と思ひつつ月日を過しけるが四月二十三日のころ鶴/舞村の杉山金蔵かたへ行て泊リ居たる内に田尾村の般若/寺憂と云ふ所へ蕨取(わらびと)りに往きける途中にて風と二三人打/ち寄り咄し居るを聞けバ村内の何がしが娘ハ僅か十七に/て一昨日死(しん)だとの事なり留次郎ハ是を聞て暗(ひそか)に喜こび十/七とハ殊に有り難い何でも彼(あ)の六部が■へて呉れた事を/是非とも遣(やッ)て見やうと其女の死骸を埋(うづ)めた処を委しく聞(きき)/糺(ただ)して夫から先ツ酒を一升買ひ来り金蔵と共に引掛(ひッか)けた/勢ひにて其夜の七時ごろ彼の墓場に至り有り合ハせたる/竹の棒にて土を掘り撥■棺の蓋(ふた)を打ち毀(こわ)して女の死骸を/抱出して夫(それ)から跡の咄しハマア何ぶん五免を蒙りませ/う併し留次郎ハ堂か公か存意を遂げた様子なれども女の/死骸を元の通りに埋(う)め直してハ其効能が無いと六部が■/へたとか云ふ事にて其■ふ打ち来(き)て立去りしより遂に縛/せられて本月二日裁判所へ送致せられましたと申ス事だ/が例(ため)し少(すく)なき事なれバ如何に処分せらるるやハ存じませ/ぬが扨々困(こま)ッた人足が跡から跡から幾らも出(で)て来(く)つにハ実/に驚(あき)れ返りました

コレクション名

  • 小野秀雄コレクション

    東京大学新聞研究所初代所長で日本の新聞研究を牽引した小野秀雄(1863-1913)が収集したかわら版、錦絵、新聞錦絵のコレクション。地震や火事などの災害報道を中心に収集されている。
シェアする

関連資料

東京日々新聞 九百八十三号

小野秀雄コレクション | 情報学環・学際情報学府

東京日々新聞 九百七十八号

小野秀雄コレクション | 情報学環・学際情報学府

東京日々新聞 七百五十二号

小野秀雄コレクション | 情報学環・学際情報学府

東京日々新聞 九百三十三号

小野秀雄コレクション | 情報学環・学際情報学府

東京日々新聞 八百五十一号

小野秀雄コレクション | 情報学環・学際情報学府