書名は跋文中による

巻次は題簽(墨書)による

藤袴を欠く

目案上:いよりちまて.目案中:によりやまて.目案下:あよりゑまて.きりつほ:1巻.はゝきゝ:2.空蝉:はゝきゝ并1.夕かほ::はゝきゝ并2.若むらさき:3.末つむ花:若紫并.紅葉賀:4.花宴:5.あふひ:6.さか木:7.花散里:8.すま:9.明石:10.みおつくし:11.蓬生:みおつくし并1.せきや:みおつくし并2.絵合:12.松風:13.うす雲:14.あさかほ:15.乙女:16.玉かつら:17.はつね:玉かつら并1.こてふ:玉かつら并2.ほたる:玉かつら并3.とこ夏:玉かつら并4.かゝり火:玉かつら并5.野分:玉かつら并6.みゆき:玉かつら并7.まき柱:玉かつら并9.17.梅かえ:18.藤裏葉:19.わかな:20.かしは木:21.よこふえ:22.すゝ虫:よこふえ并.夕きり:23.みのり:24.まほろし:25.匂兵部卿の宮:27.紅梅:匂宮并1.竹河:匂宮并2.はしひめ:宇治巻1.しゐか本:宇治巻2.あけまき:宇治巻3.さわらひ:宇治巻4.やとり木:宇治巻5.東屋:宇治巻6.うき舟:宇治巻7.蜻蛉:宇治巻8.手習:宇治巻9.夢の浮橋:宇治巻10

印記:「陽春廬記」,「南葵文庫」

紅葉賀の裏見返しに「寛政十戊午年冬十二月十有三日挍合畢業礱明軒長純藏」と墨書あり

夢の浮橋の巻末に「此ふみは真渕うつしにしたかひついて千蔭うつしつたへられしをあも千蔭うつしはしたかひ師としてつたへかきうつしつ寛政十二庚申ノ年閏四月七日に挍了る橘長純」と墨書あり

書き入れあり

付箋あり

虫損あり